2008年12月11日
天然の良港
マンハッタンで一番お洒落な場所というと、アッパー・イーストサイドというのが相場でしたが、ここ十年では、昔は治安の悪さで恐れられたハーレムも開発が進んで随分お洒落になりました。これも近年のアメリカ経済の好況と無関係ではないのかもしれません。国際貿易はその天然の良港と相まって同市の重要なビジネスセクターではあるが、コンテナによる輸送が主流となってから主な港はニュージャージーの沿岸に移転した。それでも尚ブルックリン港はココア豆の全米最大の輸入港です。マンハッタン区ミッドタウンは世界最大のビジネス街でありローワーマンハッタンのファイナンシャル・ディストリクトは全米3番目の規模を誇る。ニューヨーク市は長年ビジネスの中心地であったが1970年代の市政の財政状態悪化を発端とし企業の本社などが他の都市や郊外に移転する傾向があった。しかし米国労働省によると1990年以降はビジネスチャンスを引き寄せるその巨大な力で大企業の本社やその支社が以前の倍になり"The City of Cooprate Headquarters"(大企業の都市)と再び呼ばれるようになった。アメリカ有数の大企業が本社を構えることにより同都市の国際都市としての地位を揺ぎ無いものとした。

